2025.07.29

アマチュアキックボクシング大会、出場者必見!必要な道具を徹底解説!


春日部市にあるキックボクシングジム「The Thunder GYM」です!

キックボクシングを始め、アマチュア大会出場を目指す皆さん、練習に励んでいますか?「いつかリングに立ちたい!」という熱い気持ちで日々トレーニングに打ち込んでいる方も多いでしょう。しかし、いざ大会出場を決めたとき、「どんな道具を揃えればいいんだろう?」と迷ってしまうことはありませんか?

アマチュア大会では、安全に競技を行うためにJAPAN KICKBOXING INNOVATION(以下INNOVATION)などの各プロモーションが定めた特定の用具の着用が義務付けられています。これらの道具を正しく選び、準備することは、パフォーマンスの向上だけでなく、何よりも皆さんの安全を守る上で非常に重要です。

このブログ記事では、アマチュアキックボクシング大会に出場する際に必ず必要となる道具と、あると便利な推奨される道具について、INNOVATIONの規約を参考にしながら詳しく解説していきます。初めての大会に向けて、一つずつ確認していきましょう!


必須の保護具:安全第一!

まずは、大会出場にあたり着用が義務付けられている保護具についてです。これらは皆さんの体を守るために不可欠なものですので、適切に選び、準備するようにしましょう。

1. グローブ

キックボクシングにおいて、グローブはパンチによるダメージを軽減し、拳を保護するための最も基本的な道具です。アマチュア大会では、規定のオンス(重さ)のグローブを使用することが義務付けられています。

  • オンスについて: INNOVATIONのアマチュア大会では、階級に応じて以下のオンスが規定されています。
    • ~60kg級: 12オンス
    • 60kg超~: 14オンス
    プロモーションによって規定が異なる場合があるので、出場する大会の規約を必ず確認してください。
  • 素材とタイプ: 本革製が最も耐久性があり、長く使用できます。マジックテープ式のものが脱着しやすく、主流です。
  • 選び方のポイント:
    • フィット感: 手にしっかりフィットし、指先がグローブの先端に触れない程度の余裕があるものを選びましょう。大きすぎると拳が中で動き、小さすぎると締め付けられてパフォーマンスに影響します。
    • 手首の固定: 手首がしっかりと固定されるものを選ぶことで、怪我のリスクを減らせます。
    • ブランド: Winning(ウイニング)、TWINS(ツインズ)、TOP KING(トップキング)、ISAMI(イサミ)などがキックボクシンググローブの有名ブランドです。

2. ヘッドギア

パンチやキックによる頭部への衝撃を和らげるために、ヘッドギアの着用は必須です。

  • タイプ:
    • 視界を確保できるオープンタイプ: 顎や頬を保護しつつ、視界の妨げになりにくいタイプが一般的です。
    • フルフェイスタイプ: 鼻や頬まで覆うタイプもあり、より高い保護性能を誇りますが、視界がやや制限される場合があります。
  • 選び方のポイント:
    • フィット感: 頭にぴったりとフィットし、動いてもズレにくいものを選びましょう。特に顎紐やマジックテープでしっかりと固定できるものが望ましいです。
    • 視界の確保: 視界が広く、相手の動きをしっかりと捉えられるものを選びましょう。
    • 保護範囲: 額、頬、顎などがしっかりと保護されているかを確認しましょう。
    • ブランド: Winning、ISAMIなどが人気です。

3. レガース(すね当て)

キックボクシングでは、キックによるすねへの衝撃が非常に大きいため、レガースの着用は必須です。

  • タイプ:
    • シンガード(すね部分のみ)とフットガード(足の甲部分)が一体型になっているもの: 全体的に保護され、初心者の方にもおすすめです。
    • シンガードとフットガードが別々になっているもの: それぞれのパーツを独立して選べるため、より個々のニーズに合わせやすいですが、装着に手間がかかる場合があります。
  • 選び方のポイント:
    • 保護範囲: すね全体と足の甲がしっかりと覆われているかを確認しましょう。
    • フィット感: ずれにくく、足にしっかりと固定できるものを選びましょう。マジックテープやゴムバンドで調整できるものが便利です。
    • 厚みとクッション性: 衝撃吸収性の高い素材が使われているかを確認しましょう。
    • 通気性: 長時間の着用でも蒸れにくい素材や構造のものが快適です。
    • ブランド: TWINS、TOP KING、ISAMIなどが人気です。

4. ファールカップ(男子のみ)

男子選手の場合、急所への予期せぬ衝撃から身を守るために、ファールカップの着用が義務付けられています。

  • タイプ:
    • インナータイプ: ショーツの中に着用するタイプで、動きを妨げにくいのが特徴です。
    • サポーター一体型: サポーターと一体になっているタイプで、安定感があります。
  • 選び方のポイント:
    • フィット感と固定力: 激しい動きの中でもズレずにしっかりと固定されるものを選びましょう。
    • 素材: 耐久性があり、衝撃吸収性に優れた素材(プラスチックや金属など)が使われているかを確認しましょう。
    • 快適性: 長時間着用しても違和感のない、肌触りの良い素材を選びましょう。

5. マウスピース

歯や顎関節への衝撃を防ぐために、マウスピースの着用は必須です。

  • タイプ:
    • 市販品(セミカスタム): お湯で温めて自分の歯型に合わせて成形するタイプが主流です。手軽に購入でき、調整も比較的簡単です。
    • 歯科医院製(カスタムメイド): 歯科医院で専門的に作製されるもので、最もフィット感が高く、保護性能も優れています。
  • 選び方のポイント:
    • フィット感: 自分の歯にぴったりとフィットし、ずれないものを選びましょう。
    • 呼吸のしやすさ: 装着した状態でスムーズに呼吸できるかを確認しましょう。
    • 清潔さ: 使用後は毎回きれいに洗い、衛生的に保つようにしましょう。
    • 複数用意: 大会中に破損する可能性もあるため、予備を1~2個持っていくことをおすすめします。

6. バンテージ

グローブの下に巻くことで、拳の骨や関節を固定し、怪我を予防する役割があります。

  • 素材: 主に綿や伸縮性のある素材が使われています。
  • 長さ: 適切な長さのもの(約4m程度)を選びましょう。短すぎるとしっかりと巻けず、長すぎるとグローブの中でかさばってしまいます。
  • 選び方のポイント:
    • 伸縮性: 適度な伸縮性があるものが巻きやすく、フィット感も高まります。
    • 通気性: 汗を吸収し、乾燥しやすい素材が衛生的です。
    • 巻き方: 正しい巻き方をマスターすることで、最大限の効果を発揮できます。ジムのトレーナーに教えてもらいましょう。

推奨される道具:より快適に、より安全に!

必須ではありませんが、持っているとより安全に、快適に試合に臨める推奨される道具もいくつかあります。

1. 膝サポーター・肘サポーター(肘当て)

アマチュア大会では、膝蹴りや肘打ちが認められる場合があります。その際、相手へのダメージを軽減し、自身の関節を保護するためにサポーターの着用が推奨されます。

  • 膝サポーター: 膝への衝撃を吸収し、摩擦による火傷を防ぎます。
  • 肘サポーター(肘当て): 肘の先端に装着し、打撃時の衝撃を緩和します。INNOVATIONのアマチュア大会では、プラスチック製など硬質のものは禁止され、ソフトタイプの肘当ての使用が規定されています。
  • 選び方のポイント:
    • フィット感: ずれずにしっかりと固定されるものを選びましょう。
    • クッション性: 適度な厚みがあり、衝撃吸収性に優れているかを確認しましょう。
    • 通気性: 快適に着用できるよう、通気性の良い素材を選びましょう。

2. 足首サポーター

足首の捻挫や怪我を予防し、安定性を高めるために有効です。特にキックを多用する選手にとっては、足首への負担を軽減する役割も果たします。

  • 選び方のポイント:
    • サポート力: 適度な締め付け感があり、足首をしっかりとサポートしてくれるものを選びましょう。
    • 通気性: 蒸れにくい素材や構造のものが快適です。
    • フィット感: シューズのように足にフィットし、動きを妨げないものを選びましょう。

3. ヘッドバンド・ヘアバンド

汗が目に入るのを防ぎ、視界をクリアに保つために役立ちます。特に汗をかきやすい方や、髪の長い方におすすめです。

  • 選び方のポイント:
    • 吸汗性: 汗をしっかりと吸収してくれる素材を選びましょう。
    • フィット感: 締め付けすぎず、ズレにくいものを選びましょう。

4. タオル・着替え

汗を拭くためのタオルと、試合後に着替えるための清潔な衣服は必須です。特に試合後の着替えは、体を冷やさないためにも重要です。


その他の持ち物:忘れずに準備しよう!

道具以外にも、大会当日に持っていくと良いもの、あるいは必須となるものがあります。

  • ゼッケン: 大会によっては、ジムで用意されたゼッケンを着用する場合と、自身で用意する必要がある場合があります。事前に確認しておきましょう。
  • パスポート(顔写真付き身分証明書): 大会での本人確認のために必要となる場合があります。
  • 健康保険証: 万が一の怪我に備え、持参しましょう。
  • 飲み物(水、スポーツドリンクなど): 試合前、試合中、試合後の水分補給は非常に重要です。脱水症状を防ぐためにも、十分な量を持参しましょう。
  • 軽食(ゼリー飲料、バナナなど): 試合の合間や試合後にエネルギーを補給するために役立ちます。
  • 救急セット(絆創膏、テーピングなど): ちょっとした擦り傷などに対応できるよう、あると便利です。
  • シューズ(必要な場合): INNOVATIONのアマチュア大会では、基本的には裸足ですが、許可された場合は使用可能です。

道具選びの注意点とアドバイス

1. 大会規約の確認

最も重要なのは、出場する大会の公式規約を必ず確認することです。プロモーションによって使用できる道具のブランド、色、形状などに細かな規定が設けられている場合があります。不明な点があれば、主催者やジムのトレーナーに積極的に質問しましょう。

2. サイズとフィット感

保護具は、体のサイズに合っていないと十分な保護効果を発揮できません。必ず試着し、自分の体にぴったりとフィットするものを選びましょう。特にグローブやヘッドギア、レガースは、少しでも違和感があると集中力に影響を与えかねません。

3. 品質と耐久性

安全に関わる道具は、多少高価でも品質の良いものを選ぶことをおすすめします。安価なものは耐久性が低く、思わぬ時に破損してしまう可能性があります。長期間使用することを考えれば、結果的にコストパフォーマンスが良い場合もあります。

4. 練習での使用

新しい道具を購入したら、必ず練習で使い慣れておくようにしましょう。特にグローブやレガースは、使い込むことで手になじみ、よりパフォーマンスを発揮しやすくなります。大会当日ぶっつけ本番で使うのは避けましょう。

5. 衛生管理

使用後の道具は、毎回清潔に保つようにしましょう。汗や皮脂が付着したまま放置すると、雑菌が繁殖し、臭いや皮膚トラブルの原因になります。特にグローブやマウスピースは、定期的に清掃・乾燥させることが重要です。


最後に

アマチュアキックボクシング大会への出場は、日頃の練習の成果を発揮する素晴らしい機会です。適切な道具を準備し、安全に万全を期すことで、皆さんは最高のパフォーマンスを発揮し、記憶に残る試合を経験できるでしょう。

The Thunder GYMでは、初心者の方からアマチュア大会出場を目指す方まで、それぞれの目標に合わせた指導を行っています。道具選びや大会に関するご相談も、経験豊富なトレーナーが丁寧にお答えしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

皆さんの大会でのご活躍を、The Thunder GYM一同心より応援しています!


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